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『主従愛鎖』山野辺りり(感想・ネタバレ)


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ねこ
この作品はどんなお話?
奴隷×元主人の逆転主従関係物語だよ
とら
ねこ
逆転??
途中で主従関係が変わるんだけど…
とら
ねこ
気になる中身は…

『主従愛鎖』

著作:山野辺りり

挿絵:鳩屋ユカリ

🖊あらすじ

父王からも母からも敬遠されている大国の姫スティーリアは、見目麗しい従者のリトスに報われない想いを抱いていた。彼はかつて自国が滅ぼした国の生き残りで、スティーリアはリトスを守るために自分のものにした。それから十数年、もう彼をこの歪な関係から解放しようと思っていた矢先、リトスは忽然と姿を消し…現れたのは反逆者となった想い人だった。「貴女を縛るもの全てを奪います」箍が外れたように触れてくる彼に、毎夜快楽を教えられーー究極の主従逆転ロマンス。

★個人評価

切なさ   ★★★★☆

ハッピー  ★★★☆☆

セクシー  ★★★★☆

展開    ★★★★☆

お気に入り ★★★★★

♡感想(ネタバレ含む)

中身に触れる前に…展開・キャラクターがめっちゃよかったです!!こういう、気持ちのすれ違い作品大好きです。

ティーンズ系によくある純粋なお嬢様に溺愛デロ甘王子の甘々イチャイチャ流れに少し見飽きていた時に読んだのでとてもよかったです。

ヒロインは純粋だし、ヒーローも溺愛ではあるのですが甘々な内容ではなかったので。

誰からも見向きもされなかったお姫様スティーリアは、父親が滅ぼした国の美男子リトスを玩具にしようとしていた長兄から彼を守り自分の奴隷(執事)にするところからお話は始まります。

まーこの長兄が登場から最後まで嫌なやつで胸クソわるいなって感じなんですが…

国の役に立ちたくて、スティーリアは男のような恰好をして、訓練をつみ部隊の隊長になります。男装ではあるのですが、そんなに男勝りなキャラになりすぎていないところがよかったです。

遠征から帰ってきたスティーリアが自室に戻って、リトスに世話を焼かれるシーンがじわじわなまめかしいシーンで、いやらしいことは特にないのになんか熱を帯びた表現でゾクゾクしました。

スティーリアとリトスの想いを感じるのに距離感が近いようで、どこかすれ違っている感じがもどかしかったです。

そして、ある日スティーリアは王様から政略結婚することを命令されます。国の陰りが明確になりつつありました。

気が動転したスティーリアは乳母にそのことを伝えに行こうとした道中で野党に襲われます。リトスによって難を逃れましたが、スティーリアはリトスに駆け落ちの提案をされ断ります。

その日リトスはスティーリアの前から姿を消すことに…

お気に入りポイント

  • いびつな主従関係
  • スティーリアとリトスのすれ違う想い
  • リトスの言葉使い

数か月後、突如侵略者によって王が殺害され、国は滅びスティーリアは家族を守るために奴隷になります。

侵略者はリトスでした。実はリトスは王によって滅ぼされた国の第一王子なのでした。

ここから主従関係の逆転が始まります!しかし、この逆転してからが本当に好みのお話でした。

スティーリアはリトスとつながることがうれしいのに、自分への復讐のための手段でしかないことに悲しみを感じます。リトスはスティーリアを力でねじ伏せて心が手に入れられないことを切なく思っています。

2人とも好きが溢れているのに、なぜこんなにも気持ちがお互いに伝わらなのだろうともどかしいばかりです。

リトスが主導を握っているのに、スティーリアには元の主従のときのままの口調なのが、なんともいえない感情が感じられて、展開にモヤモヤするのにドキドキしました。

祭り当日の、最後のひと悶着のくだりもとてもよかったです。

ハラハラしたけど悲劇にはならずとりあえず幸せな終わりで安心しました。

おすすめポイント

逆転する主従関係が織りなす言えない隠された気持ち!


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