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この作品はどんなお話?
とある事故で2年眠っていた令嬢が目覚めてからおきたお話だよ
気になる中身は…
『傷心公爵令嬢レイラの逃避行』
挿絵:鈴ノ助
原作:染井 由乃
🖊あらすじ
事故による2年もの昏睡から目覚めたその日、レイラは王太子との婚約が破棄された事を知った。
彼はすでにレイラの妹のローゼと婚約し、彼女は御子まで身籠もっているという。
全てを犠牲にし、厳しい令嬢教育に耐えてきた日々は何だったのか。
たまらず公爵家を逃げ出したレイラを待っていたのは、伝説の魔術師からの求婚。
そして婚約破棄したはずの王太子からの執愛でーー?
★個人評価
切なさ ★★★★★
ハッピー ★☆☆☆☆
セクシー ☆☆☆☆☆
展開 ★★★★☆
お気に入り ★★★★☆
♡感想(ネタバレ含む)
何の気なしに表紙買いして涙が止まらなかった作品でした。
正直もっとポップなお話かと思っていましたが、かなりヘビーな作品でした。
でも、私は胸が締め付けられるような展開好きなので、いっきに上下巻読み切りました。
公爵令嬢・レイラは王太子と婚約中。
王太子の婚約者に見合う令嬢であれと母親からは幼いころからとても厳しく育てられてきていました。
妹のローゼは逆に甘やかされて育っていました。
そんな、ある日レイラは事故によって昏睡状態になります。
2年後目覚めますが、状況が変わっていました
王太子と妹のローゼが婚約しており、ローゼは身籠っていると…
いままで、王太子の婚約者としての厳しくされてきた環境が意味がなくなり
両親からも冷たくされ、身の置き場がなくなったレイラは家を出ます。
そこで、魔術師のリーンハルトと出会います。
リーンハルトは出会ってすぐにレイラにプロポーズします。
リーンハルトと彼の妹夫婦のもとで、人の温かさにふれレイラは心を取り戻します。
ある日、レイラはリーンハルトがとある呪いにかかっていていることを知ります。
そして、その呪いを解くには『運命の人』が必要だと。
ある日、『運命の人』についてレイラはリーンハルトと喧嘩をしてしまいます。
そこで、家を飛び出したレイラは王太子につかまってしまいます。
そこから、レイラの監禁生活が始まります。
お話が各章ごとにキャラクターの視点が変わるのが面白かったです。
メインキャラだけではなくサブキャラの視点もあるので、何が起きたか何を考えているかがわかりやすいです。
この巻の王太子の視点のお話がとても良きです。。。
レイラは王太子と結ばれるべきなんじゃ?と思うお話でした。
愛情表現が下手な登場人物ばかりで、そのすれ違いがなんとも言えない
切なさを醸し出してます。
お気に入りポイント
- とことん追い込まれていくヒロイン
- サブキャラも含めた各視点で展開するストーリー
- 王太子の心の動き
そこから下巻が、何が起こるか最後まで分からない怒涛の展開でした。
下巻の出だしは、リーンハルトの過去話から始まります。
過去のリーンハルトは、現在のリーンハルトと少し性格が違く
「運命の人」との出会いによって変わったことがわかります。
そして、王太子の歪んだ執愛が特に際立ちました。
王太子の愛情表現はかなり壊れていましたが、まったくレイラに届かないところが胸を締め付けられました。
レイラの王太子によっておかれている環境はかわいそうなのですが、私は王太子の想いが切なすぎて涙がでました。
リーンハルトによる救出までも、レイラが究極に追い込まれていて心が痛くなりました。
そして、レイラの親がひどすぎる…
やっと会いにいったレイラに対して心配の一つもないのかと思うと…
本当にレイラとローゼは親のせいで進む道がおかしくなったんだとつくづく思ってしましました。
下巻後半は、本当に怒涛です。
レイラもリーンハルトも王太子もどうしてこんなことになったってくらいいろんなことが起きます。
みんな、気持ちの暴走がひどいです。
なので、後半の後半になっても、全然、ハッピーになる気配がなくて、私はてっきり悲劇でおわるかと思いました。
終わりは、ハッピーエンドです。
全員が救われる結末ではありませんが、レイラはやっと幸せをつかみます。
王太子もどこか壊れてしまったけど、でも最後は幸せになってなってほしいと思ってしまいました。
おすすめポイント
ヒロインの悲惨な環境・次々に降りかかる悲劇・怒涛の展開
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