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『転生したけど、王子(婚約者)はあきらめようと思う』鬼頭香月(感想・ネタバレ)

転生したけど、王子(婚約者)は諦めようと思う

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ねこ
この作品はどんなお話?
自分がゲームの世界に転生したと気付いたと同時に、後に婚約者の王子に婚約破棄されると知り身を引こうとする令嬢のお話だよ
とら
ねこ
気になる中身は…

 

 

『転生したけど、王子(婚約者)はあきらめようと思う』

 

コミック:鬼頭香月

原作:緒花

 

🖊あらすじ

貴方を奪われる運命は変わらない――。

公爵家令嬢クリスティーナは、ある日、自分が恋愛ゲームの恋敵役に生まれ変わっていたことに気付く。

婚約者のアルベルト王子に恋をしていた彼女は、いつのまにか彼に愛想をつかされていたのだと自覚し、愕然とする。

そして、彼をヒロインに奪われる運命を静かに受け入れようと決心するけれど、物語は意外な方向に展開して――?

嫉妬とプライドに揺れる、恋する令嬢と王子のラブロマンス。

 

★個人評価

切なさ   ★★☆☆☆

ハッピー  ★★★★☆

セクシー  ☆☆☆☆☆

展開    ★★★☆☆

お気に入り ★★★★☆

 

♡感想(ネタバレ含む)

コミックシーモアのランキングでみて気になって購入した作品でした。

 

公爵令嬢のクリスティーナは幼いころ王子アルベルトの婚約者になります。

クリスティーナはアルベルトのことが大好きになり、子供ながらのわがままを彼に言っている間に

彼との距離ができていました。

そんな時に、クリスティーナは自分は前世にあったゲームの恋敵であることを知ります。

アルベルとは距離ができ始めていたので、ヒロインが現れたら自分は婚約破棄されると悟り

ゲームにあったような意地悪だけはしないと心に決め、いつでも身を引く覚悟をします。

 

そして、いよいよクリスティーナの前にヒロイン・クララが現れます。

アルベルトがクララに、まんざらではない様子にショックを受けるクリスティーナ。

そんな様子を見たくなくて、離れようとするたびにアルベルトはクリスティーナに執着しているような発言と行動をほのめかし困惑します。

 

しかし、どんなにゲームと同じ展開にならないようにしても強制力みたいなものによって

クリスティーナは気持ちとともに追い込まれていきます。

そんなクリスティーナに、フランツという商会の令息が好意を示してきます。

 

すれ違いと誤解が重ることが続いたある日、クリスティーナの元に訪れたアルベルトは

今までの行動の誤解を解き、二人は想いを確認しあいます。

 

平穏な日々が戻るかと思いきや…

 

お気に入りポイント

  • 追い込まれていくクリスティーナの心の動き
  • アルベルトのモヤっとする行動
  • 切なくなる感情表現
誤解が解け結ばれたと思っていたのに、クリスティーナの父はフランツに好意的で、
アルベルトが仕事で離れている間に、彼からのクリスティーナへ舞踏会でエスコートさせてほしいという誘いに受けてしまいます。
どうにかしたいけど、アルベルトとなかなか会えないクリスティーナは、
これはゲームの強制力によって自分たちが引き裂かれようとしているのではないかと不安な日々を過ごします。
 
どうにか、舞踏会直前にアルベルトと会うことができ、彼とともに舞踏会に参加することができますが
そこは、ゲーム上では婚約破棄が行われる舞踏会で…
なんとかして、同じ状況を回避しようとするクリスティーナですが、どんどん追い込まれていき
会場から逃げ出したクリスティーナにフランツが現れ…
 
この作品は不思議な構成で、前半の半分はクリスティーナ視点のお話ですれ違いから誤解解消まで
前半の後ろ半分は、アルベルト視点の同じ時系列のお話で…
後半が結ばれたと思ったそのあとの二人という感じ
まーこういう系によくある構成かなと思いつつ、ハッピーエンド?と思ったそこから後半が始まったので
結ばれたと思った二人に、ここから何が起きるのかドキドキしながら読めました。
 
クリスティーナが、ゲームの展開を回避したいのにできない状況に追い込まれていく
切なさがとても良きでした。
ゲームのヒロイン位置クララが魅力的な感じがしなくて性根が悪いのか、無邪気なのかわからない
振る舞いが少しだけもやっとしました。
 

おすすめポイント

勘違いとすれ違いの連続

 

 

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